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Petit Labo 2014

Talk about my works / no.10

8日までの会期延長となった『creema×TSUTAYA』のイベントを

見ていただいたお客様、

ありがとうございました。

このイベントには都合で在廊できませんでしたが、

今後東京のイベントに参加するつもりですので、

みなさまとお会いしたいと思っております。

 

ではでは、本題に取りかかります。

前回は、

『私は制作において「自己表現」だけでなく「社会的意義」も求めている』

というところで終わりました。

なんだか大げさな言い方になってしまい恥ずかしいのですが、

単なる『リサイクル活動』です。

自己満足に過ぎません。

 

正直言いまして、

リサイクルを意識して人形制作を始めたのではありません。

人形制作というジャンルが

自分にとってなんなのかはっきりしないうちから

布を購入するのがもったいなかったから、

古着を使うことにしたのです。

臆病なんです。

でもよく考えると、服もばらせば立派な布ですからね。

制作には何の問題もありませんでした。

 

ここで余談をひとつ。

 

『リサイクル』=『エコ』と捉えがちですが、

決して同義語ではないことに気付いていますか?

本来は、『リサイクル』に努めることが『エコ』に繋がり、

『エコ』を実現する手段のひとつが『リサイクル』であるという関係だと思いますが、

今はうわべの言葉だけが一人歩きしている感じです。

 

本来の『エコ』は、モノを(無駄に)買わないことだと思いますが、

今のご時世、

『エコ』を謳うことで販促に繋げようとしている現状が目につきます。

でも、よく見て考えてみると

『リサイクル』や『エコ』が製品の魅力になっていることは、まずない。

やっぱり、モノそのものに魅力がないと。

例えば、

『このTシャツの売上げの一部を、環境保護団体に寄付します』

などを謳っている商品があったとして、

寄付したいから買う人っています?

Tシャツを気に入ることのほうが優先だと思いますが

いかがでしょうか?

 

先述のとおり、

私はリサイクルを意識していませんでしたが、

臆病であったがゆえに、手もとにあったものを利用することを考え、

結果、とても自然な流れで

『リサイクル』という社会性のある活動に繋がりました。

 

そしてこれが重要なのですが、

自分自身の活動の後ろ盾ができた気がしました。

これがなければ心が折れて

続けることが出来なくなってしまいそうです。

恵まれたと感じています。

 

次回は、

どのように展開しているのかをお話ししようかな?

次回までに考えておきます。

 

ではでは〜。

 

↓LONING FOR SUMMER.WE WANNA SURF!【夏が待ち遠しい。サーフィンしたい!】

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※ サーフボードも、

   ワインの木箱の蓋をバラして制作しました。