Welcome To Petit Labo Blog

Petit Labo 2014

Talk about my works / no.4

小学生の娘のクラスが学級閉鎖になり、1週間自宅待機という事態に。

さらに幼稚園児の娘が体調不良で今日は休み。

全く仕事になりまへん。

やむなく、本日2回目の投稿となりました。

 

今回は、どんなスタンスで作ってるのかを

自分なりに整理してみた。

 

前回、『ぬいぐるみを作っている感覚はない』と書きました。

『では何を作ってるの?』ってことになるのですが、

私としては

『布を使って切り絵を作っている』感覚です。

それに綿を入れただけ。

(布の彫刻?立体の絵?良い表現あったら教えてほしいな)

 

アンリ・マティスの切り絵が好きなんです。

ハサミで形どるという不自由さが偶然のラインを生み出し、

これが生き生きとした表現を生むと信じています。

 

アンリ・マティス 

f:id:PetitLabo:20141218100234j:plain

 

マティス NBS-J (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

マティス NBS-J (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

 

私の作品を語るのに、マティスを例に挙げるとは愚の骨頂ですが、

許してください。

 

私の場合、最終的にはハサミで切り抜きますが

形どりはミシン。

当たり前ですが、鉛筆で書くのとは訳が違う。

なかなか思ったとおりのライン取りができないんですよ。

特にニット地の布(のびるやつ)は。

今使ってるミシンは

妻が通販で買った、やっすいやつ。

ちっこくてね、やりにくくてね・・・。

たまに変な音もするんですよ、「ガチャ」みたいな音・・・。

 

いつまで作り続けるか分からんかったから、

設備投資するのをためらってました。

 

でも、これが思いがけない結果を生むんです。

しょうがねーな。

 

建築も不自由ですよ。

構造、法規制、施主の要望などなど。

マゾじゃないとやれんね。

 

ではでは、続きはまた次回に。

 

↓ALL RIGHT?【大丈夫?】

f:id:PetitLabo:20141209102029j:plain

 

Talk about my works / no.3

前回は、作品のジャンルの曖昧さを少し語りましたが

今回はもう少しだけ補足しとこ。

 

私は、ジャンルは受け手が判断したら良いと思っていますし、

感じ方も委ねたい。

一般的には、表現者としては弱過ぎるメンタルでしょうね。

主張の強さに憧れますけど。

 

ただ、これだけは言っておこうかな。

 

私は

『アート』を作っている感覚も

『人形』や『ぬいぐるみ』を作っているという感覚もありません。

 

・私の感じる『アート』

 なんだか一部の人の為のもので、「理解できる人だけに理解されれば良い」的な

 とんがった、且つタカビーな印象。

・私の感じる『ぬいぐるみ』

 アートとは対極で、かわいいさなどを前面に押し出し、媚を売る感じ。

 すぐに飽きて、ゴミ同然の扱いにされる結末が想像できる。

 

私はその中間を目指ざしたいと思っています。

もっと身近なものを。

(上述に携わってる人、すいません。悪気はありません)

 

便宜上、『アート』って言わせてもらうけど、

具体的には、アートを身近にする為に、感じる為に、

住宅に置けるアートを考えたってところでしょうか。

(このくだり、『アート』を6回も使ってる。くどいな)

 

この話の展開は、

建築や住宅について語らなくてはいけない感じやね。

今回はやめとこ。

もう少し整理してからにします。

 

ん〜、

なんか文章が偉そうやな、分かりにくくなってきてる気もする。

気をつけよ。

 

ではでは〜。

 

↓TAKE A BREAK【ひと休みする】

f:id:PetitLabo:20141127090007j:plain

 

 

Talk about my works / no.2

ではでは、続きを。

 

私は今も建築デザインに関わっていますが、

私は『建築物』よりも『人』に、より興味がありました。

というよりも、思考の対象は最終的に『人』になると思います。

だから、作るものも『人』や『擬人化した動物』になってしまいました。

あるがままを作りたかったから、今の表現に至っています。

(このジャンルによく見られる、奇抜さや可愛さを強調するような表現は

なるべく排除して)

では、『あるがまま』を表現する為のポイントとは。

実は以下の2点だけです。

 

①顔や身体は左右対称ではない→ゆがんでる

②正面を向いていること(見ていること)はほとんどない

 

①について

目、耳、手、脚などは数は左右対称ですが

厳密な位置、長さなどは完全な対象ではないようです。

私の顔も完全な左右対称ではありません。

初めてメガネをかけた時、フレーム越しの目の位置が左右違っていて、

「メガネがゆがんでいる」と思っていましたが、

どのメガネをかけても同じ結果。

『人の身体は完全な左右対称ではない』という情報は知っていましたが、

実際自分自身の左右の目の位置が違っているという事実は

かなり衝撃だったのを覚えています。

 

②について

身体は正面を向いていても

正面を見据えていることって意外に少ない。

街に身を置けば、マンウォッチングや景色など、色々目移りするし。

逆にまっすぐ前しか見てない状態はなんだか人形の様で

かえって薄気味悪いかな?

『目は口ほどにものを言う』と言いますが、

まっすぐ見据えていないが為に、

それを見る側が意味を感じたり、考えたりしてくれるかなと思っています。

 

結果、ぬいぐるみともアートとも言いにくい

曖昧なジャンルの作品になりました。

この曖昧さが魅力でもあれば、欠点でもあるようですが。

 

↓ONCE-OVER【チラ見】

f:id:PetitLabo:20141127091317j:plain

 

では、今回はこのくらいで。

 

 

 

 

 

 

 

 

Talk about my works / no.1

作品を作り始めて2年半程が経ちました。

最初にやったことはミシンの説明書を読むこと。

こんなに続けることになるとは思っていませんでした。

良い想いも、嫌な想いも経験しましたが、

やっと見つけた自己表現を手放したくはなかったのかな?

性に合ったんやね、きっと。

 

初期の頃と今とでは、作風がかなり変わってきました。

表現する上での考えは変わらないんですけどね。

↓初期

f:id:PetitLabo:20120617140600j:plain

↓今

f:id:PetitLabo:20141205120241j:plain

 

ではでは、続きは次回に。

 

明日から Tokyo-Midtown

早いもので、今年も残り20日ですね。

私どもも、今年最後の出展です。

 

creemaさんからのお誘いで参加することになった、

Tokyo-Midtown TSUTAYAさんでのイベントです。

15組くらいの作家と、TSUTAYAさんチョイスの本との連動企画とのことです。

(初の試みらしく、私も詳しくは知りません)

クリスマスイルミネーションがきれいだった記憶があるのですが、

今回は在廊ができないので、残念。

 

お近くの方は、是非どうぞ。

見に行けない方も、展示作品をcreemaサイトにupしますので

ご覧になってください。

 

ではでは〜。

今後の予定です。

もう11月も中旬を過ぎましたね。

クリスマスや年末年始を意識するこの頃ですが、

今年を締めくくる2つのイベントに参加します。

お近くの方、ご興味ある方は是非足を運んでください。

 

①11月29、30日

 『旅するranbu in タピエス(大分):コーヒー1杯からはじまるストーリー』

 お世話になってる大阪『ranbu』さんと

 大分『カフェギャラリータピエス』さんによるイベントです。

 8月にも行われましたが、好評により開催することになったようです。

 前回の話によると、お客様の感度がかなり高いとのこと。

 在廊できず残念ですが、

 来られた方の目を楽しませれるよう制作頑張ります。

 

②12月12〜25日

 六本木東京ミッドタウンTSUTAYAで行われる、

 creemaイベントに出展します。

 creemaさんから直々にお誘いがあって、急遽出展することにしました。

 一度だけクリスマス時期にミッドタウン行ったことあるんですが、

 イルミネーションや雰囲気がとても良かったのを覚えています。

 この雰囲気の中でやれるのは良いなと思って

 出展することに決めました。

 TSUTAYAさんといえば、

 以前代官山T-SITEのイベントにも出展したこともありまして。

 縁あるんかな?

 詳細はまた分かれば、このブログ内でお伝えします。

 

 ではでは〜。

 

イベントについて

かなり遅いのですが、1週間前の『Art Machi』にお越しいただき

ありがとうございました。

色々な人とお会いできて、楽しかったです。

 

このようなイベントって

私にとっては仲間探しの一面もありまして、

買わなくても、気に入ってくれてる様子やコメントを頂けると

めっちゃうれしいんですよね。

ハンドメイド系のイベントで

それも布ものだと男性は稀で、存在が浮き気味ですけど

話しかけてくれる人には、とても感謝感謝です。

 

実は、そこで出会った人から岡山のイベントのお誘いがあり、

11月に岡山にPetit Labo作品が初上陸することになりました。

詳細が分かりましたら、またこのブログにて報告させて頂きます。

 

こういう出会いがあるから

イベント出展はやめられません。

 

12月に向けて、徐々にイベントや企画が増えていくので

良いものお見せできるよう、頑張ります。

 

ではでは〜。